マンションの管理は、管理会社に任せたり、全て組合人(マンションの住民)で行ったり、それぞれのマンションにより違いがあります。
この管理形態によって管理費や組合人(マンションの住民)の負担が変わっていきます。
この管理形態は大きく3つに分かれます。
全部委託
すべて管理会社に委託する形態です。新築マンションなどの多くはこの形態をとっているところが多いです。
管理組合(マンションの住民)の負担が少ないのがメリットですが、全て任せるため管理費が高くなります。
部分委託
管理業務の一部を管理会社に委託する形態です。例えば、大規模修繕や積立金の計画だけを行ったり、会計業務だけを行ったりします。
全部委託よりは管理組合の負担が多くなりますが、管理費は業務の一部のみですので全部委託よりは安くなります。
自主管理
管理業務の全てを管理組合で行う形態です。古いマンションや、小規模なマンションなどはこの形態をとっているところが多いです。
管理会社に委託をせずに管理するので、管理費は他の形態に比べ安く済みます。しかし、管理組合の負担はとても大きいです。
住民の意識が低いと管理が行き届いてなかったり、管理組合としてまとめに機能してない物件もある可能性があります。
さらに注意が必要なのは修繕積立金が不足していたり、大規模修繕計画がされていなかったりするので管理規約でしっかり確認する必要があります。
マンションの管理費が高い順でいうと、全部委託→部分委託→自主管理となります。
マンションの負担が高い順でいうと、自主管理→部分委託→全部委託となります。