憧れのマイホームを買うにあたって大切なのが、住宅ローンです。
マイホーム購入はとても大きな買い物なので、住宅ローンをしっかりと比較してから選ばないと何百万というお金を損する可能性もあります。
しかし、住宅ローンと一口に言っても様々な種類があるので、何を基準にどのような住宅ローンを選べばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではどのような項目を比較して住宅ローンを選べば良いのかを簡単に紹介します。
紹介する比較項目をしっかりとチェックして、賢く住宅ローンを組みましょう!
金利だけでなく諸費用の確認もチェック
住宅ローンは「金利が低いほどお得」と思っていませんか?
住宅ローンにはローン返済以外にも諸費用のコストがかかります。この諸費用は一つ一つは大した金額ではないかもしれませんが、軽く見ているとトータルで大きな差が出てきます。
諸費用の中でも金額が大きいのは事務手数料、保証料です。
事務手数料
住宅ローンを申し込む際に、融資を受ける金融機関に支払う手数料です。
一定の手数料を支払う定額制の場合と、融資金額に応じて手数料が変化する定率制の場合があります。
保証料
住宅ローンの保証料は、返済が滞った場合に備えた費用です。
借りた人がローンを支払えなくなってしまったら、保証会社が銀行へ住宅ローンを肩代わりしてくれます。
一括で支払う外枠方式と、金利に上乗せして支払う内枠方式があります。
保証料0円というところもあります。
諸費用には他にも繰り上げ返済手数料、金利タイプ手数料、印紙税、登記関係の費用、火災保険料など様々なものがあります。
住宅ローンを比較するときはローン返済額だけでなく、諸費用を合わせた総返済額を必ず比較しましょう。
団体信用生命保険(団信)もチェック
住宅ローンを借りた人が万が一、死亡または高度障害になってしまい返済不能となったときに、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払ってくれます。
もし、団信に加入していない場合に返済者が死亡してしまうと、残された家族が住宅ローンを返済しなければなりません。一般的な銀行では必ず加入する必要があり、保険料は金利に含まれるので別途保険料を支払う必要はありません。
住宅金融支援機構が提供するフラット35では団信加入条件がなく、加入の際には費用がかかります。
団信の保障内容が自分に合ったものかも必ず確認するようにしましょう。
団信は通常保険料がローンの金利に含まれているので、加入する人は自分が生命保険に加入していることを意識しないことが多いです。しかし、既に加入している保険の中で住宅資金の保証額が含まれている場合、重複加入により余計に保険料を支払っていることになります。
住宅ローンに加入する際は団信に含まれる内容は自分に合っているか、既に加入している保険を見直す必要がないか確認しましょう。
以上をまとめますと、住宅ローンを選ぶ際の比較項目は以下の点です。
- 諸費用(金利だけでなく総返済額をチェック)
- 団信(値段だけでなく保障内容が自分にあっているか)
マイホームをなるべくお得に購入するために住宅ローンの比較することは欠かせません。
様々な種類がある住宅ローンですが、注目するポイントを押さえておけばより良いプランを見つけられるはずです。
今回紹介した比較ポイントを参考に、自分に合った住宅ローンを選びましょう!