変動金利について

お役立ちコラム

住宅ローンの変動金利とは、半年ごとの金利見直しに合わせて適用金利が変動するものです。

とは言いましても、一般的には返済額の変更は5年ごとに行われるため、実際5年間は返済額が変わらず、また「125%ルール」という規律によって、金利見直し後の返済額が仮に前回の130%相当だとしても、前回返済額の125%を上回ることはありません。

よって、変動金利とはいえ5年間は返済金額が確定し、その後の5年間も125%以上には上がらないので10年間は返済額の想定ができるというわけです。

このルールは、急激な金利上昇によって返済不能者が続出し、金融市場が麻痺することを防ぐ狙いがあります。

ただし、返済額の増加は125%で留まるものの、実際の増加分が130%であった場合、差額の5%分は次回5年後の見直し時に繰り越されるため、この点には注意が必要です。